「全館空調を導入しようか悩んでいる」
このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。
今回はそのような方に向けて全館空調のメリットとデメリットについて解説をします。
ぜひ参考にしてみてください。
□全館空調のメリットとデメリットについて
まず、1つ目のメリットは家の温度を1年中均一に保てることです。
リビングやキッチン、洗面所や浴室など家全体がずっと同じ温度で維持されます。
そのため、夏の熱中症や高齢の方が起こしやすいヒートショックの防止にもつながります。
家族の健康被害を防いで快適に過ごせる冷暖房システムです。
2つ目は、すっきりとした空間を作れることです。
全館空調の機械は収納内に設置されるため、露出されません。
そのため、インテリアの見た目をきれいに保てます。
また、エアコンやストーブの設置も不要であるため、出し入れする手間もいりません。
3つ目は、きれいな空気が循環されることです。
全館空調には機械換気を使用しているものが多いです。
そのため、シックハウスなどを防ぎ安心して生活を送れます。
次にデメリットについて解説します。
1つ目は、導入費用が掛かることです。
例えば40坪の住宅であれば、エアコン5台と床暖房を導入することになり、120万円の費用がかかります。
この費用はメーカーによって異なるため、事前に確認をしておきましょう。
2つ目は、電気代が高いことです。
住宅の高気密高断熱の性能が高い場合であれば、小さなエネルギーでも十分な効果を期待できます。
3つ目は、故障してしまうと家のすべての冷暖房機能が停止してしまうことです。
定期的にメンテナンスをしておくことで防げます。
また、メーカーの保証制度を確認しておきましょう。
□全館空調にする際の注意点について
新築で全館空調を導入する際の注意点をご紹介します。
1つ目は、冷暖房の方式を選択することです。
全館空調には様々な種類があります。
例えば、天井吹き出し方式であれば、天井の裏にダクトを設置して、吹き出し口から空気を送ります。
また、エアコン方式であれば1台のエアコンで家全体を冷暖房し、壁の採風口で空気を送ります。
一度体感してから選ぶとよいでしょう。
2つ目は、家の気密性や断熱性を高めることです。
全館空調を採用するのであれば、気密性と断熱性が重要です。
これらの断熱性が低いと、電気代が高騰します。
また気密性が低いと、外から湿気が入りやすいためカビが発生しやすいです。
□まとめ
今回は全館空調のメリットとデメリットについて解説をしました。
また、全館空調にする際の注意点についてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、全館空調を検討してみてくださいね。
ご不明点がありましたら、いつでも当社へご連絡してください。