「漆喰の壁はメンテナンスが難しそう」
このようにお考えの方も多くいらっしゃいますよね。
今回はそのような方に向けて、漆喰の壁のメンテナンス方法について解説します。
実際は、想像以上に簡単にお手入れができますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
□漆喰の壁のメンテナンス上のメリットについて
1つ目は、部分的に塗り直しができることです。
例えば、大きな壁に小さな汚れや傷がある場合には、漆喰の壁であれば部分的に直接塗り直しができます。
一方で、壁紙クロスだと一部だけを違和感なく修正することは難しいですよね。
そのため、部分的にピンポイントで修正できることは漆喰の壁のメリットです。
2つ目は、細かい傷が気になりにくいことです。
漆喰の壁は職人の手で塗られているため、わずかに凹凸があります。
そのため、小さな傷がついてしまっても味として楽しめます。
一方、クロス壁であれば、小さな傷があるとコーティングがはがれてしまって悪目立ちしてしまいます。
3つ目は、劣化しにくいことです。
漆喰の壁は、樹脂系や有機系のクロスと違って紫外線による劣化・経年劣化がほとんどありません。
空気中の二酸化炭素を吸収することで強度が増すともいわれています。
□漆喰の壁のメンテナンス方法について
1つ目は、すり汚れなどの軽い汚れについてです。
すり汚れは、消しゴムを使えば簡単に落ちます。
補修用具を特別に購入する必要はありません。
もし、消しゴムで汚れが落ちない場合はメラミンスポンジを使いましょう。
水に濡らして使えば、汚れを削り落とせます。
2つ目は、油性マジックや飲み物による汚れについてです。
飲み物が壁にはねてしまうと、色素がしみ込んでしまいます。
そのような場合はサンドペーパーを使用しましょう。
表面をこすり落とせるため、メンテナンスが簡単です。
一方で、強くこすりすぎないように注意をしましょう。
3つ目は、しつこい汚れについてです。
重曹と漂白剤を使って落とせます。
まずは、重曹を汚れに塗ってしばらく置きます。
次に、重曹を取ってから漂白剤を吹き付けます。
時間をおいてから水を吹きかけて漂白剤を薄めれば、汚れが落ちますよ。
この方法では、綺麗に汚れを落とせるうえに周りの壁と色合いに差が出にくいというメリットもあります。
□まとめ
今回は、漆喰の壁のメンテナンス方法について解説をしました。
また、漆喰の壁のメンテナンス上のメリットについてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、漆喰の壁を取り入れてみてくださいね。
ご不明点がありましたら、いつでも当社へご連絡ください。