『玄関段差の危険』
日本の住宅ではごく普通に段差があって当たり前ですが、一歩離れたところから見てみますと、部屋の中での段差は稀ではありますが不意に踏み外したりしてとても危険です。皆さんも一度くらいは踏み外して落ちそうになったりしたことがありませんか。
ショーナヒュースではスウェーデンと同じ、玄関に段差は無くてフラットで計画します。
このことにより玄関土間もホールの一部となりますので、土間というよりも中間的な床となります。
フラットに納めることで、床断熱が連続して欠損するところがなくなり、部屋と同じ温熱環境が保たれます。
また段差を作るためには基礎を切取るので基礎断面の欠損による強度不足にもなります。連続基礎が構築できず切欠き部に応力が集中し強度不足でクラック・沈下につながります。
検証してみると良いことはあまり見つからないように思えます。