「家づくりで自然素材を取り入れたい」
「住宅で使われる代表的な自然素材には何があるのかな」
このようにお考えの方は多いでしょう。
今回は、自然素材で建てられた家のメリットと、代表的な自然素材をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□自然素材で建てられた家のメリットとは?
自然素材で建てられた家には、大きく3つのメリットがあります。
1つ目は、からだにやさしいことです。
自然素材の家には、シックハウス症候群やアレルギーの原因となる、化学物質が含有された接着剤や着色料が使用されないため、ホルムアルデヒドをはじめとする有害物質が発生する心配がありません。
そのため、からだにやさしい住まいを作れます。
2つ目は、快適な室内環境が得られることです。
たとえば、無垢材や漆喰は天然の調湿作用が備わっており、結露やカビの発生を抑え、快適な室内環境を維持します。
また、天然の木材には消臭効果や香りによるリラックス効果が期待できます。
3つ目は、耐久性の高い家になることです。
一般的な日本の住宅の寿命は30年程度と言われています。
しかしその一方で、何十年、何百年も前に建てられたにもかかわらず、現在も建材を変えずに維持している古民家や寺院が数多くあります。
これらの多くは、自然素材で建てられ、定期的な手入れや掃除が行き届いています。
このように、自然素材で建てられた住宅は一般的な住宅より耐久性に優れています。
□家づくりで使われる代表的な自然素材をご紹介!
1つ目は、無垢材フローリングです。
自然素材の床材と言えば、無垢材フローリングです。
無垢材には、調湿作用やリラックス効果、熱伝導率の低さによる外部からの熱や冷たさの伝わりにくさなどの特徴があり、過ごしやすい室内環境が実現されます。
2つ目は、珪藻土です。
珪藻土とは、珪藻頁岩と呼ばれる海中の珪藻の殻が化石となり、それが積み重なることでできた土のことを言います。
珪藻土は消臭・抗菌・防カビなどの効果があり、特に調湿効果や消臭効果に優れています。
最近ではバスマットやコースターなどに使用されており、私たちの生活に身近な存在になっています。
3つ目は、漆喰です。
漆喰とは、消石灰を主原料としており、石灰石を焼き、そこに水・のり・繊維を加えたものです。
住宅では壁材として使用されることが多く、耐火性・耐久性に優れています。
昔の日本では、お城の壁や蔵の壁などに使用されてきました。
□まとめ
本記事では、自然素材で建てられた家のメリットと、代表的な自然素材をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
当社は、お客様の資産価値を高めた提案を心がけており、美しく快適な家が完成されるよう全力で取り組んでまいります。
家づくりのご相談やご依頼は、お気軽に当社までお問い合わせください。